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Academic activities & library

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Date 2023-07-10

今年の夏季セミナーは、「日本語・日本語教育」の領域から4つの講演をお願いしています。韓国とスロベニアにおける日本語教育や日本研究の紹介・分析から、日本語教育現場で素材としても用いられるような演説談話の分析、そして教育・研究の場で注意しなければならない著作権の問題にいたるまで、一日の短い時間ではありますが、現在欠かせない重要なテーマを設定しております。

まず、尹鎬淑氏(サイバー韓国外国語大学)には「ポストコロナ期における日本語教育と研究のあり方」というタイトルで講演をしていただけます。「ポストコロナ期」の日本語教育研究をテーマに、コロナ禍が少し落ち着いた今日の韓国における日本語教育状況についてお話しいただきます。

また谷口龍子氏(本学)からは「コロナ禍の首相記者会見で使われる人称表現 ー「みなさん」に何を伝えたいのかー」(仮題)と題した講演をお願いしております。コロナ禍で行われた当時の首相記者会見の冒頭演説において明示されている人称表現と、発話文の発話機能との関連を分析することにより視聴者がどのように理解・解釈できるかについて考察する講演になります。

そして我妻潤子氏(株式会社テイクオーバル)には「シン・日本語教師と著作権 4 つのケーススタディを通して」と題して、日本語教育における著作権およびその状況について講演をしていただけます。利用者と著作者との立場から見た著作権問題をベースにして現状況(日本やほかの国)の紹介までより実践的なテーマでお話いただきます。

最後にアンドレイ・ベケシュ氏(BEKEŠ Andrej, University of Ljubljana, Slovenia、ヨーロッパ日本研究協会[EAJS]前会長)の講演は、「スロベニアと日本にまたがって ー日本語教育と共に歩んだ50 年ー」です。ベケシュ氏には、EAJSの活動に長くかかわってこられた経験も踏まえて、ヨーロッパでの日本語教育事情についてお話しいただく予定です。また今年11月に開催される東アジア日本研究者協議会(EACJS)国際学術大会・東京外国語大学大会では、EAJSとの共催企画も予定しています。

みなさまのご参加をお待ちしております。

時間:http://www.tufs.ac.jp/icjs/events/2023/20230721.html

報名網址:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdjCVRpEci-l9DZdk6qs29MKLrBMiMyGfQOtD9kEXH1wbJQLw/viewform

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